中華料理と一口に言っても、ご存じのように中国は広い大きな国のことですから、そのどこの地方の料理かによって、その食材も味も異なるのは当たり前です。
ずいぶん前から日本でもよく名前を耳にする四川料理。シセン料理って、ピリ辛志向の、アレ? とすぐにイメージできる辛みパンチの効いた中華料理を想像する人が多いのではないでしょうか。
何でも辛ければ四川料理? そんな単純なものではないでしょう。四川料理というのは、重慶などを中心とした四川省の郷土料理を広くまとめて呼ぶもので、辛いものがすべて四川料理なのではありません。
四川省では古くから、中国の他の地方に比べて、唐辛子や山椒という香辛料を効かせた味付けが広く好まれています。おそらく、四川省の気候が、湿度が高く、夏と冬の気温差が大きいということに関係しているのでしょう。厳しい気候条件に耐えて生き抜くためには、辛いものをしっかり食べて健康管理をするということだったのでしょう。
それが日本でも、戦後紹介されて、今では広く知れ渡ったというわけです。
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